無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

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「んっ、···つー頭痛っ···飲みすぎたかな？」


朝、遮光カーテンからの鈍い日差しで起きた私は、ズキズキと痛む最悪な目覚めを体験した。


「飲み過ぎやで」


(····は、いや、えっ？)

「えっ？」

「はっ、朝からえらいええ眺めや」

「───────！！！！！？」


私は固まった。


「はっ、ハハハハハハハハハッ！！！まっ、そうなるよな」

「ちょ、何でそうちゃ、副隊長がここに！！？えっ、宗四郎くん···？！」


ゲラゲラと笑い転げるそうちゃんの姿に、私は昨夜の失態を思い出した。


(私ったら、とんでもない事をそうちゃんに···！！？)


これは一大事である。
相手は名門のご子息だ。


私が赤くなったり青くなったりしていると、そうちゃんが口を開いた。


「何や順番は間違うとるけど、生涯よろしゅうな、僕のお嫁さん」


と、何とも締まらない全裸でのプロポーズに、私は頷くしか無かった。



おしまい♡