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【参加型小説】異界からの脱出

第4章 山内喜代 81歳 【1/2 20:55】

「あなたが生きていたら、一緒にゲームできたのに……残念ね」

それを聞いて清太郎は顎に手を当て、少し考え込んだ。

「それなら、喜代。今からゲームセンターに行かないか?」

「ゲームセンター?」

「この近くに小さなゲームセンターがあるんだ。オレも、学生の頃はよくそこに通って遊んでいたんだよ」

「まあっ……清太郎さんもゲームが好きだったのね!」

喜代は清太郎の新たな一面を知って、乙女のように目をキラキラさせた。

「嬉しいわ、清太郎さんとゲームができるなんて! でも、どうやって行くの? 外には死者がたくさんいるんでしょう?」

「車で行けばいいさ。オレは死者だから、他の死者には襲われない。車を店の入り口に付けるから、すぐに乗り込んでくれ」


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