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もしも、

第7章 告白




俯きかけたら
ふわっと先輩の香りがして…
そしてその香りに包まれた。


「?!」
「俺、びっくりしてさ。
だって、そーゆーのって
俺から言いたくって…
でも、まさか…
お前も想ってくれてたとか
嬉しくて仕方なくて。
どーやって返事しようか、
考えてた。」


何故か涙が出てくる。


「かっこつけたかったのに…
超かっこわりーよな…。
泣かせて、ごめん」
「いや、これは勝手に涙が…」


「俺も、お前が好きだよ。
…ずっと前から、大好きだった。」

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