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先生とアイツ

第21章 *お手をどうぞ。お姫様

「はい。

付いたよ」

先生がドアを開ける。

「………」

私は黙って降りる。

「………錯覚…だとしたら…

私はどうすればいいのー………?」

先生に言う。

すると先生は一瞬驚いたが

「相談になら乗るよ?」

と言って私にケータイのアドレスと電話番号が書いてある紙を渡した。

「ほら。

賢斗が待ってる」

私は先生に背中をトンっと押され、

パーティー会場に入っていった。

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