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先生とアイツ

第31章 *仲直りと、後悔と。

何があったんだ?


どうしたんだ?


亜友はただ、泣いている。

俺は部屋を出ようとした。


……幼なじみを呼ぶために。


俺が立ち上がると、亜友は俺の顔をやっと見てくれた。


「……行かないで?」


「大丈夫だよ。すぐに戻るから。」


「………」


パタン。
俺は部屋のドアを閉めた。

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