
先生とアイツ
第11章 *バイトは大波乱
「コッチが賢斗、コッチが巧夢です」
亜友に紹介された2人。
ナカナカのイケメンで、亜友の幼なじみらしい。
「よろしくお願いします!」
かわぃぃけど……
なんか、つまんない。
亜友はずぅっと2人と話してるんだもん。
「真穂だよ。一個年上。よろしくね」
一応、ちゃんと挨拶はした。
でも……
気に入らん!
「亜友!レジ入ってくれる?」
「はい!」
かわぃぃ~♡
やっぱり亜友はこうだよ!
うん。
「えーっと……巧夢…君?だっけ?接客できる?」
「もちろんです」
ほら、私の苦手なタイプ……
「お願い!」
「はい」
素っ気ないなぁ……
「賢斗君だっけ?接客……」
「了解でーす」
賢斗は話を聞かないで行ってしまうし……
全く!
