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先パイ、これは恋ですか?

第2章 思い

学校についた。

だけど、今日は何故か
いつもと違う。


「ふっふーん♪」

「みみ、キモい。」

「グサッ!!!
今傷ついたからね!?」

「はいはい。」

「志音ーー…


キャァァァァァ!!!!

ん?
歓声………????


《Black Naight様よーーーーーーーーっ!!》

…………。
素晴らしい人気だわ。
ここまでとは…。

さすがだなぁ。
本当昨日ラッキーだった!


「みみ、ひとまず挨拶するぞ。」

「うんっっ!!」


人混みを掻き分けて…。
やっぱりいた!!


「「おはようございます!!」」

聞こえたハズ。

「あ!昨日の!おはよっ!」

「はよはよっ♪」

「おはよう。」



「はよ!」



キュン……。



え!?
キュン……。
って、キモい!!!!

もうダメなんだ。
諦めよう。

桜乃みみ15才 変態として生きていく事を誓います。


あ…。

今 目が合った。
…ガン見してたからな。


格好良いな……。


「みみ、志音!!!
おはようにゃ!」

「由羽!おはよっ!」

「おはよ!」


「そういえば友達に聞いたんだけど 想夜先パイって、一番人気なんだって!
絶対京太先パイの方が格好良いのに!!」

「そ。興味ない。」

「そうなんだ…。」

…何で今がっかりしたんだろ………。


「京太先パイの方がライバル少ないんだよね!
やたっ!!
んじゃ、また放課後ね!」

「うん…。」

「あぁ。」


この気持ちは何だろ。
なんだか……。

あたし………………。

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