先パイ、これは恋ですか?
第12章 夢見心地
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《こんにちはーー!!
Black Naightでーす♪》
きゃぁーーーーーー!!
始まった!!
ってか……………。
「女子ファン多いな。」
「うん………。」
特に想夜先パイファンがね……………。
《んじゃ一曲目!!
カゲロウ!!》
きゃぁーーーーーー!!
~~~~~♪
この曲格好いい……。
あたしは今 一番前の列。そして……。想夜先パイの真ん前にいる。
結羽が頑張ってとってくれた。感謝ですっ!!
そだっ!!
写真撮ろう!!
ゴソゴソ………
ピントを合わせて、と。
レンズ越しでも格好いいなぁ……。さっき話してた時と また雰囲気が違う。真剣な目だけど楽しんでる。
いつか同じステージに立ちたいなぁ……。
ちらっ
!!
先パイが見てくれた。
そしてカメラを構えているあたしに……。
笑ってる……。
キュン…………
「カシャッ…。」
あたしの手の中にあたしだけの想夜先パイがいる。なんで笑ってくれたんだろ……。
理由は分かんないけど 泣きたいくらい幸せ…。
もっと好きになりました。想夜先パイ……。
「格好いいにゃ♪」
「鈴先パイの声。ヤバい。格好良すぎる。」
「想夜先パイ……。
きゃぁーーーーー!!」
その日は3人がそれぞれ楽しめた。
幸せな1日でした。
「いつかBlack Naight先パイと同じステージに立とう!!」
「「うんっ!!」」