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先パイ、これは恋ですか?

第3章 初めての恋

はい…………………。
はいはい………。
はいはいはい。

来ましたこの展開!!!

まさかの
あたしの担当
想夜先パイです!!??

運命過ぎるっ!!!!!

「うしっ!
んじゃ、やりますか♪」

ズキューーーーン。

笑顔であたしを殺す気かっ!!

落ち着いてあたし。
まだ脱変態出来るって!

自分を信じるのみ!


「おーい!!
確か、みみちゃんだっけ?
まず、ギターの持ち方教える。」


「ははは、はいっ!」


噛みすぎだよ…。


「んじゃ、ギターの持ち方は…と…。」


!!!!


先パイがあたしの後ろに回って、
被さるような形で ギターを持たせてくれる。


「こうかな。」


ちちち近い!!

吐息が髪にかかってくすぐったい!!!

なんか良い匂いだし!

手が当たってる!!!!

ヤバい、なんかテンパってきた!

自分でも意味分かんないよっ!!


想夜先パイ……。

「大丈夫?
分かんない事あった言ってね?」


想夜先パイ……。


あたしの気持ちが分かりません…………。

ふらっ………。


次の瞬間。

あたしは意識を失った。

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