先パイ、これは恋ですか?
第1章 出逢い
「こんにちは!
あなた達3人は、このBlack Naightが担当しまっす!よろしく!!」
嘘………。
憧れの先パイバンドだ!!
やったぁぁっ!
奇跡だよ、こんな事っ!
神様ありがとう!
「「「よろしくお願いします!!」」」
「はーい。
3人の事は分かってるからあたしらが自己紹介します!!
まずあたしは、部長でドラム担の花蓮!よろしく!」
元気な先パイ!ちっちゃくて可愛い!
「私はボーカルの鈴だ。
よろしくな。」
「俺はベースの京太。よろしく!ってか、君達可愛いね…「京太ウザい。」
「鈴も可愛いって♪」
「死ねっ!!」
バキッ!!!!
鈴先パイはショートカットで格好いいけど毒舌…ってゆうかツンデレ??
京太先パイはチャラいし金髪!
さっき格好いいって言った先パイだ!
「こいつらは気にしないでねっ!!
あと一人ギターがいるんだけど…。まだかな?」
あと1人…??
さっき見えなかった人かなぁ……??
ガラッ!!!!
「遅れてごめん!」
来たのは…。
「想夜遅いっ!!」
「悪ぃ!」
「自己紹介して!ってか、いい加減髪切りなよ」
「分かってるって。
ついに俺にも後輩かぁ……。
俺は月乃想夜。よろしく!」
……男の子笑顔がとても可愛いと初めて思った。
つい見とれてしまうような。
………格好いい!!!
ただただそれだけで、これが運命の出逢いだなんて思ってもなかった。