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パラレルワールド~俺の妹がこんなに可愛いわけがない~

第3章 デートに尾行はつきもので?

「なんでさっきのがセクハラになんだよ!?普通に誉めただけじゃねぇかっ」


「あ、そうでした…ごめんなさい…」


途端にシュンとなるあやせ


…やっばい





かわいすぐる!!


ってこの反応はおかしくないか?


いつものあやせ様だったら…


(ふ、ふん!どうせお兄さんの事だから…)


ってな感じで言いがかりつけてくんのに





逆に怖いんだけど…(-.-;)


「ま、まぁ…別にそんなに怒ってねぇけどな」


「ま、まさかお兄さん、蹴られてよろこ」


「んでねぇよっ!?」


全力のツッコミに流石の俺も疲れたわ!


「と、とりあえず映画いこうぜ…そんなに時間あるわけじゃないしな」


「そ、それもそう…ですね。行きましょう」


「おう」


俺達は並んで映画館へと向かった








「行ったわよ」


「行ったでござるな」


「…」


「どうしたの?ここに来て怖じ気づいたのかしら?」


「っ!…行くに決まってんじゃん…ほら行くよ」


「追跡開始でござる!」(^ω^)


「この馬鹿!声がデカいっつーの!」


「やれやれ、先が思いやられるわね…」


この時俺は3人の尾行者がいたなんて気付きもしなかった




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