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「なんでここに来たの！ここは入ったらなぜか誰も出てこない洞窟なんだよ！」
エルは怒っていた。

しかしコスモスは澄ました顔で
「それは大人だからだよ。ほら後ろ。」と言った。

エルが振り向くと、そこには眩しいほどの光が入り口を包んでいた。

エルはバツが悪そうに頭をかくと、「ごめん…」
と言った。

「いいよ、気にしないで。
それよりこれ見て！」

コスモスが見せたのは、小さなメモ帳のようなものだった。