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ライトリーチ・ダークナイト

第3章 ラゴール

「なんだ今の!?」

ラゴールは町長たちと集会所の跡地の上で、なにかおぞましい音を聞いた。
その先には、男が1人立っている。

「見てきます。」
ラゴールが走り出した。
「気をつけろ!奴は、光のセイクレッドも闇のセイクレッドも使えるみたいだからな。」

町長には、セイクレッドが光か闇かを判別するだけの知識があるのだ。

「んなバカな!?
それじゃあ、セイクレッドが効かない可能性が…」

「絶対効かない!」
町長は断定した。

(光の者に闇のセイクレッドは効かず、闇の者に光のセイクレッドは効かない。)

「なら、ライトリーチメイカーの加護をうけていない剣でやります。」

ラゴールは、走り去った。

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