テキストサイズ

ライトリーチ・ダークナイト

第4章 聖邪の塔

コスモスだ。

龍は目を開けて、遙か遠くの少女を見た。
とりあえず、まだ無事なようだ。

突然、龍はスライム状の液体に体の自由を奪われた。

あがいても余計に体に纏わりつくだけだ。

……

エルとコスモスは聖邪の塔の入口付近にやってきた。

相変わらず、黒煙は立ち上っているが、気にしないことにして、入口を探した。

すぐに見つかった。

「エルこっち!」
コスモスはエルを呼ぶと、その扉を開けた。

とても重たかったので、多少時間はかかったが、2人は中に入っていった。

この後待ち受ける、最悪な出来事など知る余地もなく…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ