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ライトリーチ・ダークナイト

第5章 塔を登る者

「分かったらどっか行ってちょうだい!」

少女はエルにセイクレッドを向けた。
大人しくエルはもと来た道を戻ることにした。

この時まだ、全ての情報は手に入っていなかった。

エルはまたしばらくひとりで歩いていると、誰かの声がした。

「なら任せるぞ。」
「おうよ!」

エルはそれを壁越しに聞いた。
向こうへは行けないが、何やら良くないことを話しているようだ。

内容はすぐに分かった。エルは声の主達に挟まれていた。

「行くぞ!」
エルは2人から攻撃を受けてしまった。

気づくといつか見た場所。
リングが両腕に2つはまっていた。

そして、さっき別れたばかりの少女もリングを2つしていた。

残り1時間5分

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