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愛しいほどに君が好き

第2章 ライブ

「あ、皆さんお待たせしました」

こいつは1年の涼。俺らバンドの顔とも言えるボーカル。俺らの中では弟的存在。

『早くしねーと俺らの練習時間なくなるぞ』

「大丈夫だよぉ。だって今日僕たちラストだしぃ♪」

「『………?』」

「どーしたのぉ?」

『おい、希里夜、お前今なんつった?』

「あれぇ?僕言ってなかったっけぇ?今日僕たちにラストやらせてくれるんだってぇ♪」

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