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たからもの

第2章 秋との出会い

4年になって初めて出た文化祭

帰りにお腹すいて
ミィと葉ちゃんと私のいつもの三人で
ごはんを食べに行った


それぞれの注文の品がきて
頂きますをしたとき

ミィが耐えられず話した


ミィ
「もー、秋ちゃんが
 ミクちゃんのこと友達だって」


「へ??」



脈絡のない突然の話


いや
言ってる意味がわかりません



ミィ
「ミクちゃんのこと異性としてみてたのに、
 諦めちゃったみたいよっ!」



そうだったんだ…

気づくのが
遅すぎたね、わたし

自業自得だ



よくよく考えてみれば
たくさんアピールしてくれてたね

気づかなくて、ごめんね。






「そっかぁ…しょーがない!」


本当は一番、
私と秋がくっつくのを
望んでいたミィ


心底、残念そうにため息をついた

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