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たからもの

第16章 帝王切開

固定された腕には
血圧計にパルスオキシメーターを装着


そして見えないよう
水色の布を覆い被され
口には酸素マスク
(酸素はでてませんでした(笑))



当たり前だけども

本格的だわ((((;゜Д゜)))





麻酔が効いているかチェック
はじめての感覚で
痛いのか冷たいのか分からん

とりあえず大丈夫そう

というわけで
「ご主人お呼びしますね」




普通分娩なら
隣で手を繋いでもらえるのに…
姿が見えるのに触れられない

心細く感じた



「ご主人が入ります」

看護師さんたちと同様
全身水色の衣装に身をまとった
旦那がきた

「ではご主人こちらどうぞ」




案内された場所に
私も旦那も「え?」と目を見開き
看護師さんをガン見した




案内されたのは………



私の真横
サブ医師のすぐ隣



え?え????

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