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たからもの

第3章 告白


「勇くんさ、
 向こうに本当は行きたいんじゃない??」


キョトンと私をみる勇くん

ようやく私がいったことを
理解したようで、
煙草を一度大きく吸って答えた




「いや、こっちはこっちで
 楽しんでるから大丈夫だよ」


「楽しんでもらえてるなら良かった
 でも行きたくなったら
 向こうに行っても大丈夫だからね?

 せっかく卒業最後なんだし」



ありがとう、と笑顔になる勇くん


まぁミィと過ごしたい
っていう気持ちもあるんだろーなー




話題はなぜか秋に………

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