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たからもの

第3章 告白

もー、このあと歌どころではなく
尋問ですよね


ていうかある種のリンチじゃ…




全部自白させられた私は
魂が抜けかけていたことでしょう

少しの間、記憶ありましぇん(涙)




このときの話を
秋にしたら大爆笑された


ひっかかるなんて
単純だねー、と(。´Д⊂)







時間が経ち盛り上がっているとき
勇くんの携帯が鳴った

話の内容によると
別の場所で二次会をしている
友達からのようで…

仲間外れにされてるっぽい??





お節介な私は気になる気になる


本当はそっちに
行きたいんじゃ?


それは菜緒も同感だったらしく




勇くんが席をたつと

菜緒
「ミクから話してきてくれない?
 向こうに行ってきなよって。」



いまになって思うと
私よりミィのが仲良いのに
なぜ私だったのか謎だけど…

まぁ説得うまそうにみえたのかな?




とにかく私が話をすることに


部屋から出ると
窓が開けっ放しのせいか
廊下でも寒かった

部屋から少し離れた
壁にもたれかかり、
寒さに耐えながら
勇くんがトイレから戻るのを待った




「お?なにしてんの?」


「涼みに?」


「涼しすぎでしょう(笑)
 じゃぁ俺も煙草吸おうかな」





ちなみに勇くん

ミィのことが好きなんです
でも気持ちは伝えていない様子

私と一緒やね…

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