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「理人…私、本当に本当に理人が好きだった。大好きだった。
あの時、好きな人が出来たなんて嘘。嫌いになったわけじゃない。
理人を待たせるのが辛かっただけ。

だから…だから…いつも…


今だって後悔してる。
もう戻れるとは思わないけど、理人と別れた事後悔してる」


ずっと胸の奥でつかえていた言葉がようやく言えた。





「朱美…おいで」


理人は昔のように手を伸ばし私の腕を掴んで引き寄せた。