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極上年下彼氏

第54章 あの頃に戻って

「お砂糖いるんだっけ?」


「今は要らない」


「はい」


理人はマグカップにコーヒーを入れてくれた。


「ありがとう」


コーヒーを一口飲んだら落ち着いた。


理人は腰を屈めて、私に顔を近づけて額と額をくっつけた。


「俺がどこに行くの?俺は朱美の傍にいるよ」


「うん。分かってる」


理人はニコッと笑ってくれた。


その笑顔で一瞬で安らぎを感じた。


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