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極上年下彼氏

第54章 あの頃に戻って

「ふう。もう限界。朱美の勝ち」


そのまま理人は大の字に寝転んだ。


私も理人の隣で大の字になって寝転んだ。


空は高く雲一つなく、青く青く晴れていた。


「疲れた。でも気持ち良い!」


「朱美変わってないな」


「何が?」


「負けず嫌いなとこ」


「悪い?」


「悪くない。そういうとこ好きだ」


サラッと言われて照れくさかった。


理人は笑っていた。


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