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極上年下彼氏

第56章 一番

「ねえ、付けてよ」


「えっ?」


値段が高そうって言ったのに、スルーされた。


それもお願いモードの目だ。


「じゃ、付けるだけね」


私達はショップに入った。


店員に話して、ディスプレイを下げて持ってきてもらった。


黒いベロアのトレイに乗ったピアスの値段はチラッと見えたが二桁だったように見えた。


私はその時点で衝動買いする値段ではない事を悟った。


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