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極上年下彼氏

第56章 一番

「お客様ならこのピアスに負けないお顔立ちですから、お似合いになると思います」


店員の調子の良い誉め言葉に理人はうんうんと頷いていた。


私はその赤い花のピアスを付けてみた。


「うん、やっぱり可愛い」


理人は満足げな顔だった。


「お客様とてもお似合いです!」


誉めちぎる店員。


「じゃ、これ下さい」


理人は即答した。


「え!? 理人ちょっと!」


私は焦った。


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