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極上年下彼氏

第56章 一番

私が信用されてるのか、理人が自分に自信があるのかは分からなかったがあまり気にする事ではなかったようだ。


「どのくらい付き合ってたの?」


理人は特に気にする事もなく、平然と聞いてきた。


「一年ぐらい」


「一年も付き合って、やけにすんなり引き下がったね」


「私が一番じゃないらしい。私もそうだったけど…
お互い妥協して付き合ってたんだよね」


「妥協して朱美なのか?
随分贅沢な妥協だな」


理人は笑った。


「一番好きな人と一緒になる人は少ないって言われたよ。
なんか悲しいよね。そんなの…」


あまりにもあっけらかんと話しをするので、私もつい元カレ話を続けてしまった。


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