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極上年下彼氏

第56章 一番

車に乗ってヴィラに戻る途中、教会で結婚式を挙げているカップルを見た。


私は理人と再会しなかったら課長と結婚していたのだろうか?


そんなふうに思ったら悲しくなってきた。


「安心しろ。朱美は一番と一緒になれる」


理人は私の頭をくしゃっと撫でた。


どうして理人は私の考えてる事が分かるのだろう?


心を読んでいるかのようだった。


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