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極上年下彼氏

第62章 彼女と私

仕事帰りの事だった。


カツカツと歩くとひたひたと背後から何か気配を感じた。


カツカツ…ひたひた…


止まるとひたっと止まる。


私は振り返った。


通り沿いの店に急いで入る女性の姿を見たような気がしたが、私はまた歩き出した。


カツカツ…カツカツ…

良かった、もう聞こえない。


カツカツ…カツカツ…ひたひた…


私はもう一度振り返った。


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