テキストサイズ

極上年下彼氏

第62章 彼女と私

すると今度は隠れ場所がなかったのか、若い女性が立ち止まっていた。


私は彼女の顔は覚えていなかったが、目つきは覚えていた。


紺野と理人が呼んでいた人だ。


今とうとう私の前に現れた。


彼女は黒いカーディガンにベージュのワンピースを着ていた。


足元はフラットな靴だったので、ひたひたと聞こえたに違いない。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ