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極上年下彼氏

第67章 独り

「ふう、気持ちいい」


理人が私の後ろで浴槽に寄りかかり寛いでいた。


「お疲れ様。ニューヨークはどうだった?」


「ーん、ちょっと寒かった」


いや、気候じゃなくて…


「後は仕事だらけ。飯が不味い」


そう付け加えた。


「夕飯用意してあるよ」


理人はガバッと体を起こし、目を輝かせた。


「マジ?食べる!」


さっきの理人とは違い、少年のようだった。


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