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極上年下彼氏

第67章 独り

「朱美はいい女だからそれぐらいしないとな」


「似合うかな?」


「似合うよ。俺が選んだんだから」


理人はサラッと出すけれど、物凄く高そうだ。


「つけてやる」


理人は立ち上がり、私の後ろに回り、髪を片側に寄せて簡単に付けてくれた。


「次はここだ」


そう言って、私の左薬指を軽く撫でた。


「うん…」


私は最後に左指に理人がしてくれるつもりなんだと思ったら胸が熱くなった。


理人はまた自分の席に戻り、正面から私を眺めた。


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