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極上年下彼氏

第67章 独り

「朱美、お土産」


理人はポケットから、水色の箱を取り出した。


それは誰が見ても分かるティファニーの箱だった。


「ニューヨークって言ったらお土産はこれでしょ」


理人は得意げに言った。


「仕事の合間に抜け出して買ったんだ」


「うわ…嬉しい!」


「開けて」


「うん!」


私はその水色の箱を開けた。


「…わあ、綺麗」


それはひと粒でも目立つダイヤのネックレスだった。


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