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極上年下彼氏

第68章 理人の選択

「まあ、後で行ってみるといい」


「はい」


それから先生達に挨拶をして、校内を少し周りながら、中庭に向かった。


朱美は懐かしい、懐かしいと連呼してご機嫌だった。


一階の階段を降りて左に曲がると、広めのテラスがある。


そこのガラスドアを開けると、中庭に入れる。


中庭は校舎に囲まれ、人工芝が敷き詰められ木々やベンチがあり、昼休みには人気の場所だった。


俺達はいつも座っていたベンチを見つけた。


俺のポケットには今もう一つの水色の箱がある。


前回ニューヨークで買ったのは、本当は今持っている方が、目的で買った。


その前に朱美に確かめたい事があった。


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