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極上年下彼氏

第68章 理人の選択

「朱美、俺さ来月からニューヨーク支社になるんだ」


「えっ?」


朱美はかなり動揺しているのが分かった。


俺は朱美の震える肩を抱えた。


「大丈夫だよ。俺達もう学生じゃないんだし、長期休暇には会えるさ」


そう言うしかない。


本当はついて来て欲しかった。


だから、今日ここへ来た。


朱美に永遠の愛を告げようかと思っていた。


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