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極上年下彼氏

第10章 甘々プール

当日、大通りまで出ると理人はすでに待っていた。


理人は遠くから見ても背が高くて目立つ。


私に気づくと真っ直ぐ私を見る。


それだけで胸が高鳴った。


先日の理人が頭に思い出されて、照れ臭くて思わず目を逸らした。


それなのに理人は私の頬に触れ、顔を理人に向けた。


「朱美…会いたかった」


理人な真っ直ぐな瞳の中に私がいる。


会いたかったのは私もだよ!


「うん」


だけど実際は小さな声で答えるだけの私だった。

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