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ハジメマシテ。

第1章 暇が生む軌跡。

高校二年生になった一樹(かずき)は、自転車で登校中に、歩いているおばあちゃんに衝突してしまった。


『マジでヤバいよ~』


『いや、お前が思ってる以上にヤバいよ』


そう言ってきたのは同じクラスの誠司。


『いつからいたの!?』


『いつからってお前…いつからだよっ!(怒)』


『いやいやいや、聞いてるの俺だからね?』


『よしっ』(親指を立ててグッドのポーズ)


そして誠司はその場を去って行った。











『はあぁぁぁぁ』

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