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2つのグラス

第3章 2つのグラス


「マジで危なかったよ。
奈央…入れていい?」


奈央はすこしためらった。

「ねぇ…いいの?」


部長は奈央を抱きしめた。


「分からない。
でも奈央がどうしても
嫌ならやめるよ?」


「…嫌じゃない」


「どうしても嫌に
なったら教えて。
行けるとこまで行って
みよう?嫌なら必ず
やめるから」


奈央は部長にくっつき

「…うん。お願いします。」

小さくささやいた。


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