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2つのグラス

第1章 始まり


翌朝何事もなく
出勤した。

目が腫れるといけない
ので、保冷剤で冷やした
甲斐もあり
いつもと変わりない
朝だった。

仕事スイッチが入れば
時間が過ぎるのは早かった。


15時を過ぎた頃
一通のメールがきた。

旦那さんからだ。

「今日は友人と飲んで帰るから遅くなります。」



今日は定時で帰れそう
だったのに…

新婚なんだよな私達


全ては仕事のせい?

やっぱり共働きは
無理なのかな?

私がいなくても会社は
大丈夫

辞めようかな…。


久々に弱気になった。


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