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2つのグラス

第5章 青いグラス


電話を切った直後に
若い秘書課の女性が来た

「すみません
先輩に待つように
言われたのですが、
用があって…」

「あっ…ごめんなさい」

「いやこちらの
都合なので…
申し訳ないのですが、
鍵を片付けておいて
いただいても
よろしいですか?」

「あっはい、
分かりました」

そう言うと
秘書課の女性は
早足でエレベーターへ
向かった


…合コンだな(笑)


気合いの入った化粧と
香水の匂いで察した


若いって素晴らしい


クスッと笑った

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