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こねこときりん

第1章 1学期*はる



先生かな?と思って見てみるとさっきの男の子2人が入ってきた。




2人は黒板の座席表を確認して、席に向かってきた。




背の低い人は「おれ、あそこだ」と言って、真ん中の後ろのほうに向かっていった。




背の高いほうがわたしの後ろの席に向かってきた。




「あ」



わたしに気づいたみたいで、びっくりしていた。




「同じクラスだったんだね」




そう言って笑うと、後ろの席に座った。

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