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お前は俺だけを見て…

第1章 始まり

「…おーい、蓮華~。」

あたしを呼ぶ声がする。

振り向くと、いつもの
3人の姿があった。

私たちは、幼稚園から
高校までずっと同じで
家も向かい側と横。

たぶん毎日一緒にいると思う。


雪斗:「おい、蓮華!
   今日春の家でパーティーな!」

蓮華:「パーティー?」

パーティーって何だろう?
なんかの記念日?

琉巳:「忘れちゃったの?           春の誕生日。」

蓮華:「あっ…!」

そういえば、今日は春の誕生日…
すっかり、忘れてた…。

春:「おい、マジで忘れてたのかよ!    ひでーなー。」

蓮華:「わっ…忘れてないよ!覚えてるもん!」

春:「どーだか(笑)」   

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