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お前は俺だけを見て…

第1章 始まり

春:「まぁ、別にいいけど。
  とりあえず俺ん家行こうぜ。」

ホントはこの時ちょっと傷ついたんだ。
お前は俺の事、どうでもいいと思ってると思ったから。


『『おじゃましまーす。』』

しばらくして春の家についた私たちは、
雪斗と琉巳で飾り付けされた部屋に入った。

蓮華:「うわ~!!
   これ2人でやったの!?」

雪斗:「へへーん。すごいだろ!」

蓮華:「私も誘ってくれれば
   良かったのに…。」

琉巳:「蓮華は昔から不器用でしょ?」

たしかに…。

昔、私がみんなにサプライズしようと飾
り付けされたツリーの靴下の中にプレゼントを入れたら、あまりの重さにツリーの枝が折れたりしたっけ…。

まぁ、あれはツリーの枝が細かったから
だよ!……たぶん。

雪斗:「じゃあ、そろそろ
春の誕生日パーティー始めようぜ!」

『『いぇーい♪』』

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