テキストサイズ

君が欲しい

第13章 新しい音

「まあ、気持ち良かったけどね。」


君がイタズラな顔をして笑い出した。


良かった!怒ってない。


「ねえ、どうだった?」


「もう、最高!」


君は笑顔で褒めてくれた。


僕は調子に乗って、

「何割増し格好良かった?」

と聞いた。


「格好いいとは言ってないよ。」


落とされた。


「そうですか…」


「嘘よ。今まで一番格好良かった。」


君の目が物凄く優しかった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ