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君が欲しい

第16章 残酷

「じゃ、俺が朋美ちゃんの気持ち利用して、ヤラせてって言ったらどうする?」


「ラッキー!」


はっ?頭大丈夫か?

僕はとうとうキレた。


「そう、分かった」


僕は朋美ちゃんの手首を掴んだ。


朋美ちゃんはかなり驚いて身構えた。


「俺は朋美ちゃんの事好きじゃない。でも、男だからヤれるよ」


朋美ちゃんの目が怯えていた。

「ちょっちょっとせんぱい」


僕の掴んだ手を朋美ちゃんは振り解こうと小さな抵抗をしている。


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