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君が欲しい

第16章 残酷

僕はそんな小さな抵抗を無視して、体育館の壁に朋美ちゃんを乱暴に押し付けた。


「せんぱい、止めてっ!」


朋美ちゃんは恐怖に怯えて泣きそうだ。

「ラッキーなんだろ?
言っとくけど、俺優しくなんて出来ないから」


僕は朋美ちゃんのスカートの中に手を入れた。


「やっ、やめてっ!やめてっ!」


懇願して泣き叫んだ。


僕は手を緩めた。


朋美ちゃんは慌てて僕から離れた。


「せんぱい、酷すぎる」


「朋美ちゃんがしつこいから悪いんだ。
俺につきまとったら、今度は本当にヤるよ」


「・・・っ」


朋美ちゃんは逃げるように走り去った。

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