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君が欲しい

第41章 僕と君とピアノ

今日も放課後の音楽室は僕達の二人だけの空間だ。


「真緒おいで」


ピアノの前に座る僕は君を呼んだ。


君は僕の隣に座る。


君が傍に来ると少し恥ずかしそうに頬を染めるから、僕は君が可愛くて愛したくなる。


「真緒可愛い…」


僕は君の額に唇を落とす。


「可愛い…」


もっと可愛いから目にも口づける。


「可愛い過ぎる…」


赤くなった頬にもしよう。


「真緒、好きだよ」


そして君の魅力的な唇に辿り着く。


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