GAME
第7章 狂い出す計算式
ゲームは十回を二セット行う。
一度十回ゲームをしたらカードを再度シャッフルし直すこととなっている。
「それではベットしてください」
ベットは当然カードが配られる前に行う。
最低ベット数は10。
従って最低ベット数を20ゲーム続けると200。
もしその全て負けると腕二本分となる。
たとえ全敗であっても腕二本。
死ぬに比べれば腕二本で済むなら安いものだ、と考えられるのは全くの部外者ならではの発想である。
腕二本を奪われるかもしれない当事者にしてみればたまったものではない。
ブラックジャックプレイヤーにしてみれば普段は自らの身の危険を感じながら戦わされるスレイブゲームだが、今回ばかりは自分の身には何の危険もない。
それはおろか一枚一万円でチップを買い取ってもらえる。
またとない大儲けするチャンスといえる。
一度十回ゲームをしたらカードを再度シャッフルし直すこととなっている。
「それではベットしてください」
ベットは当然カードが配られる前に行う。
最低ベット数は10。
従って最低ベット数を20ゲーム続けると200。
もしその全て負けると腕二本分となる。
たとえ全敗であっても腕二本。
死ぬに比べれば腕二本で済むなら安いものだ、と考えられるのは全くの部外者ならではの発想である。
腕二本を奪われるかもしれない当事者にしてみればたまったものではない。
ブラックジャックプレイヤーにしてみれば普段は自らの身の危険を感じながら戦わされるスレイブゲームだが、今回ばかりは自分の身には何の危険もない。
それはおろか一枚一万円でチップを買い取ってもらえる。
またとない大儲けするチャンスといえる。