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GAME

第2章 GAME開始、もしくはSLAVE開始

もはやFromが何故か携帯に登録されていてアドレスとして表示されていないことには驚きは示さない。


何も入力していないのにこちらの名前を漢字で表示してくるくらいだ。


いちいちこれくらいでは驚いていては身が持たない。


「毎週末開催されていて、月一回はゲームにエントリーしないといけない……?」

小石川篤弘が呆然とした口調で呟く。


どんなゲームだかまだ聞かされてはいないが、ここまでの異常な事態を考えれば面白いものではないことくらいの察しはつく。


言い知れぬ恐怖が三人を襲った。

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