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第1章 Entry

「なんか面白そうだからやってみないか?スレイブ・ゲーム」


ちょっとゲーセンに行こう程度のノリで竜崎が二人を誘う。

「やってみようってどうやってやるのよ?」


ほのかはきょとんとしている。


「頭を使うゲームならやってもいいけど?」


小石川も馬鹿にしたように言っておきながら割と興味があるように返す。



「じつはさ、昨日ネットで適当に調べたら見つけたんだよ、エントリーサイト」


「適当にやって見つけちゃうもんなんだ……」


「怪しいもんだな。どうせもっと他のおかしなこと調べていたらたまたま辿りついたんだろう。
スレイブ・ゲームで検索して出てくるようでは都市伝説でもなんでもないからな」

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