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第5章 第二のゲーム

「なにこれ? 私レベルが上がっている?!」

「本当だ。俺はまだLV1のままだけど」


ほのかの携帯画面を竜崎が覗いて確認する。

その二人の携帯を覗き込む時の密着した距離を見て、小石川はぴくんと眉を動かしたが、すぐにいつもの冷静な表情に戻った。


「脱出ゲームクリアーしたからな、ほのかは……」

小石川はそういいながら竜崎とほのかの間を割るようにしてほのかの携帯を覗き込み、いきなり目を見開いた。


「なっ……なんだって!?」

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